2014年8月17日日曜日

『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』鴨志田穣

はやいもので、夏休みも終わりになりましたね。
少し天気が残念だったかな。湿度が高めの1週間でした。

 
我らが上三川町のかんぴょうが、テレビ朝日「相葉マナブ」で放送されましたね~!!!

相葉マナブ(テレビ朝日)公式サイト

見慣れた景色やお顔が全国放送で流れていて、なんだか感動ひとしおでした^^


・・・・・


この1週間。
私は、なぜか、アルコール依存症関連の本ばかり読んでいました。

漫画家西原理恵子氏の元夫鴨志田穣氏『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』よかったですね。



鴨志田氏が入院した精神科病院アルコール病棟での日常がとても瑞々しく感じられました。

鴨志田氏に別の病気が見つかり、手術をするため外科がある別の病院に入院します。
その後、治療を終え精神科病院に戻ります。
そのとき、他の患者たちから「おっ、帰ってきたか。」「ちょっと太ったか。楽してたな」などと声がかかります。鴨志田氏が大変だったんだよとばかりに手術の縫い傷を見せると、「それくらいの傷、ほとんどの奴ももってるよ。」と、患者たちの傷の見せ合いっこが始まりました。

まるで青春ドラマのようです。
精神科病院アルコール病棟の談話室?ロビー?が、笑い声で包まれてキラキラと輝いて見えるようです。
みんなドロドロとした過去を抱えてお酒に翻弄されている人たちです。だからこそ、酸いも甘いも知っている仲間になれるんだろうなと思ったものです。


・・・・・・


しかし。
アルコール依存症は、美しくない。

それが、とても如実に書かれているとも思いました。
飲み続けていた日々の、鬼ころしで元気になる姿やもれ出た便・・・
アルコール病棟のタバコの煙、オヤジ臭。

かつてアルコール病棟に1歩足を踏み入れたときに感じたゲンナリ感を思い出しました。


・・・・・・


このゲンナリ感と人間味とを同時に味わえるのが『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』でした。 
タバコ。糞尿。ゴミ。臭い。でも、生きることに必死な人たちだったよなと、アルコール依存症な人たちと過ごした時間を思い出したのでした。


明日からお仕事です。また、がんばっていきましょう!
では、また^^







そうそう。
やっと手に入った「クィアジャパンvol3」(2000年発行)。
特集が「魅惑のブス」。

私の座右の銘「いつも心にナンシーを」の故ナンシー関氏とマツコ・デラックス氏、伏見憲明氏の鼎談があります。

本文中に掲載されているナンシーのアップ写真のなんと神々しいこと。泣きました。
久々に見たナンシーの笑顔で、しばらくは、つらいことがあっても乗り越えられそう。












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