毎日、暑いですね。
にじみる社会福祉士ミヒャエルです。
にじみるのある栃木県も、もうすぐ梅雨明けの気配です。
さらに暑さが増しそうです。
そう言えば、私が就職したばかりのころ、上三川町あたりでは気配のことを「けんぷら」と言うんだと教わりました。
語源はまったく不明ですが、「そんなけんぷらもねえよ」とか使うらしいです。
確かに、地域のおじちゃまたちが使っていました。
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少しだけプライベートのお話におつきあいください。
今日7月21日は、私の中学2年生の娘が大大大好きなアイドルグループ「DISH//」が、お隣の茨城県ひたちなか市のWonderGooひたちなか店で握手会イベントを開く日なのです。
当初、娘は、「高校生の先輩と2人で電車で行ってくる!」と張り切っていました。
大人なしで県外に行ったことがなかったので、正直親もドキドキしてました。
が、その高校生の先輩が部活になってしまい、娘と一緒に行けなくなってしまったのです。
娘は「ひとりで行く。」と言います。
親は「さすがにひとりは心配。一緒に行くよ。」と応酬。
娘「なんで、DISH//に会いに行くのに、親と行かなくちゃいけないの!」
親「はじめて行くイベントなんだから、誰か大人と一緒に行かなくちゃ。」
娘「大人なんて 誰も信頼できないし。大人となんて行きたくない!」
う~ん。なんてステキな中2発言!!
大人への嫌悪感もありながら、でもまだ自分にそんなに自信も持てない。でも親と一緒でない自分だけの時間を持ちたい!
そんな中学2年生のアンビバレントな心模様を痛いほど感じたのです。
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結局、今日の「DISH//」のイベントに、娘と親と一緒に行きました。
イベント会場に到着してからは、娘と一緒にいないようにして遠くから娘の様子を見ることにしました。
一人になった娘はイベント参加券を買うのもビクビク。
握手会の列に並ぶのもおっかなびっくり。
DISH//が登場しても直立不動。
「おいおい。一人で行く!!って言っていた勢いはどうしたんだよ。」と思わず苦笑いです。
「まだまだ一人じゃダメじゃないか、中学2年生。」とツッコミたくなりました。
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と、思っていたら・・・
「!」
娘がイベント会場に来ていたDISH//のファンの子たち(スラッシャーと言うらしいです)と立位車座になり話をしているではありませんか。
どしたどした?
なんだなんだ?
なんと、娘はtwitterでスラッシャーたちに呼びかけたというのです。
そして、twitter仲間スラッシャーがそれに応えて、突如のプチオフ会が実現したようです。
娘はすべてのtwitter仲間スラッシャーたちと初対面だったそうですが、まったく臆せずの様子。
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今日は、中学2年生の圧倒的な底力を見せつけられました。
親が抱いている心配は、昭和的な心配なのかもしれません。
もちろん心配があることには違いないですし、娘も不安を感じているのも間違いないでしょう。
でも、娘は、不安を持ちながらも、自分たち世代の自分たちの人生をしっかり生きていました。
かつて佐野元春の「つまらない大人にはなりたくない」や尾崎豊の「この支配からの卒業」などを聞いていた昭和な私も、大人にザラッとした拒否感を感じていました。
この感覚は思春期の誰にでもある感覚なのでしょう。
今も昔も、この感覚は同じのようです。
でも、その先の歩みが違っているようです。
今後いろいろな苦境に立たされた時の娘たち世代の乗り越え方は、私たち昭和世代の想像をはるかに超えているんだろうなと思います。
若い世代は頼もしいと思います。
弱さと強さとしなやかさとを持った今の若者はあっぱれです。
もっともっと若者を大事にする社会にならないと、本当にもったいない!
では、また^^
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