ひょんなことから、医療観察法の指定入院医療機関を見ました。
高い金網で囲まれ、どうしても、ものものしさを感じてしまいます。
そして、久しぶりに医療観察法(心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律)のことを考えました。
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医療観察法が施行されて数年たったころ、医療観察法の通院に関わる人と接する機会がありました。そのときに印象に残ったのは、関わる人々の信頼関係の深さでした。人々誰もが真剣に一人の人生に向き合っていたと感じました。
医療観察法は施行当初から様々な否定的な意見が数多くありましたが、通院に関わる人たちと接したことで、私は、医療観察法にも一筋の光があるのではないかとも思ったのです。
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それからしばらくたちました。
医療観察法の指定入院医療機関を見ました。
そう簡単に一筋の光なんてあるものではないなというのが率直な感想です。
いろいろな考え方はありますが、医療観察法は精神障害者を隔離収容する法律なのです。
再犯のおそれは精神障害者だけに限らないのですが、精神障害者という理由で隔離収容の対象となるということには、やはり歪みを感じます。
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法律に命を吹き込むのも、法律を正すのも人間だなと。
そんなことを考えたりもしました。
医療観察法について勉強できるサイトです。
http://www.kansatuhou.net/index.html
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では、また^^
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