2014年10月23日木曜日

とある人と虐待について話しをしました

先日、とある人と高齢者虐待について話しをしました。

その人は、「苦しんでいる人がいるというのは何とかしようと思いますよ。でも、虐待への対応は何としても専門的な知識が必要です。だから、高齢者虐待に関してアドバイスが出来る栃木県虐待対応センターはとてもありがたい取組みです。」と話してくれました。

心からありがたいお話でした。


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高齢者虐待は、家族間のいろいろな歴史や背景があるが故に、「ちょっとくらい虐待が起きても仕方ない」という見方をされることがよくあります。
しかし、高齢者虐待は、家族そのものからの大きなSOSなのです。
虐待を受けている高齢者も、虐待をしている養護者も、苦しくてつらくてどうしようもない現実に身動きが取れなくなっているのです。
家族間にいろいろな歴史があるのは当たり前。そりゃ嫁姑もあるだろうし、不仲もあるでしょう。
それをひっくるめて人間の人生ですから。
それを理由に「虐待されても仕方ない。虐待してもしょうがない。」ということにはならないのです。
すべての人は等しく生きていますから。


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とある人のお話しは、虐待の本質だと思いました。
苦しんでいる人を何とかしようと思う人がいて。一方で、うまくいかない現実もあって。専門的知識もフル活用してチームで虐待に挑もうとして。そして、答えはない・・・。
けれど、虐待は何としてもゼロにしたい。
今、虐待の渦中にいる人を救いたい。

そんな、虐待現場にいるすべての人を愛おしく思ったお話でした。


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栃木では、栃木県弁護士会と(一社)栃木県社会福祉士会とで、栃木県虐待対応センターを設立運営しています。
ご興味ある方は、栃木県社会福祉士会にお問い合わせください。
http://www.tochigi-csw.org/


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では、また^^





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